次期M5のM xDriveや新型E63 Sの4MATIC+などのFRベースのオンデマンド方式なAWDが今後有力だと思う件

もう少しでお目見えしそうな、次期M5。

ご覧の通り、ぶんぶん走り回っています。

で、このM5。
モードセレクト的に4WDかRWDを切り替えられる『M xDrive』が搭載されているわけですが。
実はライバルであるE63 Sに搭載される「4MATIC+」も、同様に4WDとRWDを切り替えられます。

思うに、今後のハイスペックな4WD車(とりわけエンジン縦置き型)は、これらのようなRWDベースの4WDが主流になるように思えてなりません。







いいですね~、こういうメカニック解説入りの走行動画。
メカ音痴のくせして、大好物だったりします(笑)

ご覧の通り、M xDriveは「4WD」「4WD Sport」「2WD」と選択できるようになっていますが。
「4WD」はこれまでのxDriveとおそらく同じようなセッティング、「4WD Sport」はより後輪へのトルク配分を多めにしたもの、「2WD」は完全に後輪駆動のみ、といった感じになるようですね。

で、下の動画の2:00くらいの頃に注目なわけですが。
これ、アクセルとハンドルと各タイヤのスリップ状況とヨーモーメントなどのかかり方などから、前後輪にどう駆動配分すべきかを総合的にこのユニット(セントラル・インテリジェント・ユニット)が判断しているわけですよね。

この仕組みは、E63 Sに搭載される「4MATIC+」も、これとほぼほぼ同じはず。


これらのこれまでのFRベースAWDのネガな部分と言えば、電子仕掛けゆえのタイムラグだったと思います。
つまり、タイヤのスリップ状況などの各種情報をユニットが判断して電磁式多板クラッチを作動させてから前後輪への駆動配分に至るまでのタイムラグ、これがやはりネックだったんでしょうね。

で、これらの比較対象と言えば。そう、AWDの雄「アウディクワトロ」(但しエンジン縦置きモデル@MLB系統)。
FFベースでありながらわざわざエンジンを縦に置いているわけですが、個人的にはFFベースではなく「クワトロベース」だからそうなんだと思います。
そんなエンジン縦置き用のクワトロですが、いくらか電子的な補正は入れてあるとはいえ、基本的に機械仕掛け(メカニカル)なわけで、それゆえ自然で高速なレスポンスが可能であり、そこが電子仕掛けなFRベースよりも優位だと思われるのです。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2016/01/4maticxdrive.html

しかし、電子的な処理が超光速で行われるようになり、各種センサーからの情報の精度が上がってきている昨今、どのような駆動方式がベースにあろうと、そこに差はないように思います。
もちろん、これまで培ってきた経験値的なもののフィードバックという点では、長らくAWDをメインに開発しているアウディに一日の長があると思いますが、それとてこれからのIoTやAIやビッグデータ処理などがどんどん進めば、あっという間に補えるようなものができると思うんですよね。
ともすれば今後、タイヤ自体がセンサーとなってより路面状況を的確に把握できることになりますし、それらを含め走行中の各種情報や駆動配分をクラウドから吸い上げることで、その辺のフィードバックをクラウド経由でアップデートできるようになっていくかもしれませんし。

何より、M xDriveや4MATIC+のように任意でFRに切り替えられることは、走る楽しさも雪道などでの安心感(主にスタックしづらさ)もどちらも得られる「一石二鳥化」できるわけで。
これまで二律背反していたそれらを両立できるなんて、地味にすごいことだと思います。

そんなこんな考えると、電子仕掛けのオンデマンドなFRベースなAWD方式が、今後のAWDとして主流になっていくのではないかな~と思ったところです。

MやAMGばかりでなく、通常モデルのxDriveや4MATICもそうなっていくといいなと思いつつ。
この辺でおしまいにします。


んでは!

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